一関市公式観光サイト いちのせき観光NAVI
厳美渓(げんびけい)
栗駒山を源に流れる磐井川が巨岩を侵食し、おう穴・滝・深淵と表情を変え2kmにわたり渓谷美を見せる。名物のだんごをほおばりながら遊歩道を散策すると、つり橋から上流の荒々しい流れと下流のゆったりとした淵の対照的な景色も見もの。春は満開の桜と雪解け水が流れる渓谷美を眺め、夏には涼しげな渓流のせせらぎを開き、秋には色づく山々の紅葉、冬には水墨画を思わせる景色が広がり、厳美渓は四季折々、それぞれの風情が楽しめます。
所在地:岩手県一関市厳美町字滝の上地内
須川温泉(すかわおんせん)
栗駒山の北麓、標高1,125mに位置する須川温泉は毎分6,000リットルも湧出する湯量たっぷりの温泉。その歴史は古く、徳川時代から300年間以上もの間、みちのくの名湯として親しまれている。泉質は日本でも稀な強酸性のミョウバン緑ばん泉で、古くから湯治客が多く、特にリウマチ性疾患、慢性中毒症などに効果がある。雄大な自然の中に千人風呂、家族風呂、温泉プールなどがあり、名物のおいらん風呂(蒸し風呂)もおすすめ。
所在地:岩手県一関市厳美町祭畤山国有林内
酒の民俗文化博物館(さけのみんぞくぶんかはくぶつかん)
世嬉の一酒造は「世の中の人々が喜ぶような良いお酒を造りなさい」と明治天皇の弟君の閑院の宮様が命名された。その中にある「酒の民俗文化博物館」はそんな創業当時の面影を現在に残している貴重な土蔵からなっています。木造二階建ての土蔵は東北一の規模。内部には1,600点を超える酒作りの道具の中から、その一部を展示。その他、酒の神松尾大明神を祀っている杜氏部屋や酒に欠かせない米作りの資料も見ることができる。平成18年には一関ゆかりの作家十二人を顕彰する「いちのせき文学の蔵」がオープン。
所在地:岩手県一関市田村町5-42