中尊寺境内[特別史跡](平泉町)

 中尊寺は嘉祥3年(850)慈覚大師の創建と伝えられます。その250年ほど後、藤原清衡が江刺豊田館より本拠を平泉に移し、多くの堂塔の造営に着手しました。最初院とも号した多宝寺や大長寿院など、清衡は次々に大伽藍を完成させていき、天治元年(1124)金色堂が完成しました。堂内は、螺鈿や蒔絵・透かし彫りの金具で荘厳され、平安時代後期の工芸技術の粋を現代に伝えています。

中尊寺

アクセス

  • 東北自動車道平泉・前沢ICから車で約5分
  • 中尊寺バス停から徒歩約15分

問い合わせ

岩手県西磐井郡平泉町平泉字衣関202
0191-46-2211(中尊寺事務局)