達谷窟[史跡](平泉町)

 延暦20年(801)坂上田村麻呂が蝦夷討伐の戦勝記念と仏の加護への感謝を込めて造営したと伝えられています。京都の鞍馬寺から毘沙門天を勧請し、百八体の毘沙門天を祀ったといわれます。当時、達谷窟には悪路王という蝦夷の首領が住んでおり、田村麻呂に征伐されたという伝説が残っています。この伝説は田村物語として中世文学に大きな影響を与えました。源頼朝も、鎌倉への帰路、参拝しています。

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アクセス

  • 東北自動車道平泉・前沢ICから車で約15分
  • JR東北本線平泉駅から車で約10分

問い合わせ

岩手県西磐井郡平泉町平泉字北沢16
0197-46-4931(別当達谷西光寺)